兼業主婦マツノの日毎夜毎

出産・育児・家事・仕事のドタバタ劇を拙いイラストを中心に綴っております。趣味の写真、観葉植物、切り花、グルメ情報やレシピなど様々なカテゴリーも!

「夢で逢えたら」

 

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突然ですが皆さん

「夢で逢えたら」と思う人はいますか?

 

私にはいます。

 

去年亡くした我が子と

まだ生きているのに会えない

父方の祖母です。

 

なんか、甘い恋愛話とかじゃ

なくてすみません…( ̄▽ ̄)

 

立て続けに2人の夢を見たので

今日は祖母の話を少し

イラストにしたいと思います。^ - ^

 

 

 

 

 

 

⇩⇩

 

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夢でもいいから、会いたいと思う人はいますか?

 

 

居る!と思う方は

 

きっとその人があなたにとって

かけがえの無い存在なのでしょう。

 

何らかの理由でもう会うことのできない

それでも、夢でもいいからあの人と会いたい。

そういう思いがありませんか?

 

でもそれって

この世にいる人にも抱く思いですよね。

 

大好きな恋人で、会おうと思えば会えるけど

寝ても覚めてもその人のことばかり

夢でもあの人に会いたい!とか

今まだ生きているけど

昔の元気だったあの頃のあの人に会いたい。

 

私もその1人です。

 

そもそも夢なんて、自分が寝ている間に

自分しか見ないものなんだから

自分の好きな風にいい夢ばかり

見させてくれよ!って思いますけどね😂

 

 

脳医学的に見たら『夢』って何なの?

明晰夢(めいせきむ)を見るには

どうしたらいいの?

 

…とかですね、

調べてみると興味深いことが

たくさん出てくるので

めちゃめちゃ書きたいんですが

 

本来の趣旨から外れる&

上手にまとめられそうに無いので

それらの事柄については断念します_| ̄|○

 

 

 

 

泣きながら目覚めた、昔の元気なおばあちゃんと出会った

 

 

 

泣きながら目覚めても、

夢の内容を忘れていることが多いのですが

今回ははっきり覚えていました。

 

祖母が、20年前ぐらい前の元気な姿でした。

 

自分の思い出の一部を見たのかな?

見覚えのあるキッチンに祖母がたち

もうもうと熱気が上がる中

あるお菓子を作ってくれていました。

 

私は両親が離婚し、

父と父方の祖父母と同居しながら

幼少期を過ごしました。

 

父が再婚し、

継母との折り合いが悪かった私にとって

祖母はいつでも私の母のような存在でした。

 

そんな時祖母がよく作ってくれていたのが

パン耳のラスクでした。

 

 

 

 

思い出の味と苦い記憶

 

 

 

そんなパンの耳のラスク、

美味しかったのですが

まだ幼かった私は、

他のお菓子も食べたい

こんな茶色の可愛く無いお菓子ばっかり…

 

と可愛げのない子供で…( i _ i )

 

「もっとかわいいお菓子がいい!」と

 

わがままを言って

祖母を困らせてしまいました。

 

それからホットケーキや

ドーナツを作ってくれたり

市販のお菓子を近所の

駄菓子屋さんに買いに行っておいでと

お小遣いを持たせてくれ

私は喜んでかわいいお菓子たちを

買いに行きました。

 

 

あの時、

おばあちゃん悲しかっただろうな…

 

本当にごめんね。と

大人になって幼い自分の

愚かさに気がつきました。

 

今は、手作りのお菓子と言ったらラスク!

と1番に名前が出てくるぐらい

家で作るようになりました。

もちろんおばあちゃんのレシピで☺️

 

ぼっちゃんもヤサさんも大好物です( ◠‿◠ )

 

 

 

 

 

 

 

悲しみの死産。その時祖母は…

 

 

「とも」を死産した時

祖母は病院に入院していました。

 

イレウスによる緊急手術の後

もう少しでやっと退院だ、

と出口が見えていたところでした。

 

そんな時、いきなり脳梗塞を起こし

主要の大きな血管が閉塞したため

一刻を争う状況になりました。

 

せっかく辛い手術を乗り越え、

ゴールが見えてきていたのに。

 

 

息子を亡くしたばかりの

精神的にボロボロな

私にはもう限界でした。

 

ここで母親のように慕っている

祖母まで亡くしてしまったら

私は…もう…

 

震えておぼつかない足取りで

病室に向かいました。

 

 

病室に入ると、

酸素・沢山の点滴やモニターに

繋がれている祖母の姿が目に入りました。

 

幸い、処置が早く一命は取り止め

麻痺も最小限に抑えられましたが

昔の元気な祖母の姿はありませんでした。

 

「ま…つのちゃん、おいで」

 

酸素マスクで喋りづらそうな

祖母が私を呼びました。

 

「あ、赤ちゃんのこと、つらかったな…

   よく頑張ったね…

   傍にいてやれんくて、ご、めんね」

 

 

自分が一刻を争う状態だったっていうのに

祖母は死産したばかりの

私の心配をしてくれました。

 

涙を流しながら。

 

私は子どもに戻ったように泣きました。

祖母の分厚くてあたたかい手が

何度も私の頭を撫でてくれました。

 

 

 

 

会えるのに会えない人

 

 

それから祖母は

なかなか退院の目処が立たないまま

コロナウイルスの時期を迎え

病院が感染予防のため面会禁止に。

 

「会えるけど、会えない人」

なってしまいました。

 

 

その間に延命処置についても

主治医から話があり

「もしも」のことが頭によぎります。

 

確実に、祖母の命はもう長くないと

いうことが分かりました。

 

しかし、この間見た夢のおかげで

昔の元気だった祖母の顔を見ることができ

少し受け止めようとしている自分がいます。

 

 

 

もし願うなら、もう一度だけ

祖母にあの時と同じ味の

ラスクを作って欲しい。

 

美味しいねえ、って一緒に食べたい。

 

でもそれは

もう叶わないから。

 

 

じゃあ今度は私が作るから。

たっぷりのお砂糖に少しお塩をひとつまみ。

 

私の顔を見て

「マツノちゃん」と笑ってくれなくても

「だれ?」なんて言われちゃっても

 

あのラスク、一緒に食べよう。

 

その日がきて欲しいな、

その時間だけでも残されていて欲しいな

 

そう思いながら

今日もラスクをぼっちゃんと

ヤサさんにつくっています。

 

 

 

 

 

 

 

ただのおばあちゃん

大好き話を長々と失礼しました。

 

よければ皆さんの夢でも会いたい

大切な人の話を

聞かせていただけたらと思います。( ◠‿◠ )

 

 

 

いつもご覧いただきありがとうございます!

 

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