兼業主婦マツノの日毎夜毎

出産・育児・家事・仕事のドタバタ劇を拙いイラストを中心に綴っております。趣味の写真、観葉植物、切り花、グルメ情報やレシピなど様々なカテゴリーも!

『生きるために、化粧をする』の考察を主婦目線で。

いつもご覧いただき

ありがとうございます^_^

 

 

3回連続新着ブログのおすすめに載り

ホクホクのまつのです^_^

選ばれる基準はなんなんだろう…?

 

 

 

 

 

いきなりですが

 

『生きるために、化粧をする』

というキャッチコピーが

今話題なのをご存知ですか?

 

話題というか…物議というか…😓

 

 

いやー、なんだか定期的に

キャッチコピーが取り沙汰されて

すーぐ物議を醸す時代ですねえ…。

SNSを使って秒で拡散、自分の声が

発信しやすくなりましたもんね。

 

 

今回はこちらの

 

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(kanebo60秒cmより)

実写をトレースしてお送りしますm(__)m

 

 

 

『生きるために、化粧をする』

 

というキャッチコピー。

 

 

いや、どんな時代もこういった

『女性』を一括りに形容したように

捉えられてしまうものは

賛否両論ありますね。

 

私自身は共感を覚えたので

その思いをすこしと

 

そもそも化粧って…と調べ出したら

エジプトにまで行き着いたので

ちょっと歴史にもまつわる様な

話をさせてください。😂笑

 

 

 

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kanebo cmに寄せられている批判とは?

 

そもそもなぜこのcmに批判が

寄せられているのか。

 

『化粧なんてなんのために

 するのだろう。という人がいる』

 

静かな語りから始まり

日本人だけでなく世界各々の方が

化粧を施す映像が流れていくこのcm

 

『化粧で喉は潤せないし、

 お腹だって満たせない。

 それでも化粧は

 生きるために必要だと思う。』

 

文字でもでかでかと表示される

 

『生きるために、化粧をする』

 

というキャッチコピー。

 

まあ、壮大なcmなこと。

 

私は好きだなあ、男女国籍問わず

生活に化粧が根付いてる感じが

カッコよくて共感する所もあって。

 

 

そんな中で寄せられている批判というものは

 

 

『化粧を強制しないで』

『なぜ女性ばかりが

 "すっぴん禁止"なとど差別を受けるのか』

『化粧が無くても生きる価値はある』

 

といった女性が社会で生きていく上で

化粧という行為が

強制されていると捉えている考えや

差別意識

そもそもの"生きるため"という言葉に

反応したものが多い印象。

 

 

 

なるほどなぁ色々な考え方があるのね。

 

まあ、そう考える人もいていいじゃない

世界にはこんなにも人間がいるんだから。

 

と私は思うタイプ。

 

Twitterでは『#kaneboの新cmに抗議します』

というタグまであって

そもそも

そこまでいくと

一企業の、しかも化粧品会社の

自社製品の

プロモーションをしているという理解が

すっ飛んでる感は否めないですね。

 

そりゃ化粧品のcmだからなぁ。

スッピンさいこー!とは言わないでしょ。

 

スッピンで生きてる人を否定したり

化粧で嫌な思いをした人を

さらに傷つけようとしてる訳じゃないよ。

 

 

 

 

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生きるために化粧?私的解釈

 

 

マツノは28歳の兼業主婦なんですが

365日化粧をします。

家にただ居る時でも必ず。

 

あなたは何のために化粧をするの?

問いかけられるとこの答えが

1番しっくりきます。それは

 

『服みたいなもんだから』

 

 

私は裸で過ごす習慣はないので

毎日服を着ますが、それと同等です。

 

すっぴんの自分も好きですが

朝起きたら歯を磨いて服を

着替えるのと一緒で

 

私の中で化粧は

日常生活動作 なんですよね。

 

それは、今回のcmを

批判している方を批判しているわけでも、

スッピンで生活している方を

貶めるわけでもなく。

あくまで私の場合は、です。

 

でも化粧には別の意味合いもある。

 

例えば人と会う時や夫と出かける時

『少しでも綺麗な顔で』という思いから

化粧をする日もあれば

 

腎臓が悪いため目の下に

酷いクマが出来やすく

それを隠すために化粧を

することもあります。

 

綺麗なママだねってぼっちゃんが

お友達から言って

もらえたら嬉しいな、とか

 

毎日家事育児仕事で忙しくて

つらくて疲労困憊な自分を

奮い立たせたくて

鏡に向かう日もあります。

 

 

 

化粧とは自分をさらに

装飾する手段であり

自分ではどうしようもない

病気によっておこる風貌の変化を

すこしでもカバーしたい、

母として1人の人間として尊厳を保ちたい

そんな意味合いもあります。

 

なにより、毎日の動作として

自分の中で根付いている

そんな行為が化粧なのです。

 

普段服を毎日着替える習慣のある方が

裸ですごしたら落ち着かないのと

いっしょです。

 

なので、私もある意味

"(私らしく)生きる上で化粧をする"ので

話題のcmのメッセージには

共感を覚えるのでしょう。

 

だから、生きるために化粧をしない人は

終わってるとか、しんでるとか

そんな話ではなくて

活力とか、生活の一部とか

そういう意味合いの

"生きる(活きる)"という

キャッチコピーなのかな、と

解釈をしています。

 

 

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(レプリカマスクだそうです)

化粧の歴史は長い

 

 

 

少しずれてしまうかもしれませんが

 

ブリタニカ百科事典には

化粧についてこんな表記があります。

 

 

化粧というのは、人間の顔を中心として首・手・足などの表面に化粧料をほどこし、美化することである。広義には、(人だけでなく)ものの外観を美しく飾ることである。

見る人の印象を操作するという機能・本質部分では、化粧と「装飾的な衣服」は同一であり、元来は一体的なもので、化粧のほうが洗い流すものであるのに対し、衣服は着脱可能で、はずしても原型をとどめる、という違いがある(/ 違いくらいしかない)ということになる。(Wikipedia 化粧 一部抜粋)

 

 

 

Wikipediaを見ると

化粧の歴史は古代エジプトにまで

遡るとされています。

Wikipediaの化粧ページめっちゃ

充実してますよ!面白いです!🥰

 

確かにツタンカーメンのマスクみるとね、

アイラインばりばりですもんね。

あのアイラインには鉱石の

ラピスラズリが使われていて

疫病を媒介する蚊や蝿を寄せ付けない

ためにも使われていたんだとか。

まさに生きるための化粧。

これはちょっと今回のとは

意味合いが違うな😂笑

 

 

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性別を超えた化粧

 

また、役割としての側面から

化粧をみても興味深いです。

 

例えば歌舞伎の世界では

伝統的な隈取りなんかが

化粧の代表格ですね。

 

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装飾の意味合いはもちろん

決まった隈取りの型があり

それで役柄を見分ける

意味合いもあるのだとか。

 

 

そして、一昨日にも記事を書いた

祖母の亡骸を目の前にした

エンゼルメイク

 

も生前最後の化粧と言えるでしょう。

 

もう亡くなってるから

生きるために化粧を

してる訳じゃないでしょ?と

思う方もおられると思うのですが

 

あれは

『生きていた祖母を

 忘れないための化粧』

 

身体が今この触れられる場所にある

最後の化粧なので

 

化粧として大事な

意味合いを持ったものだと思っています。

 

 

 

そして、ジェンダーレス

流れが顕著になりつつある現代。

 

kaneboのcmでも

ジェンダーレスの芸能人の方がcmに

出演されています。

漠さんかな?キュートよね。

 

 

メンズ化粧品、スキンケア用品

メンズエステ、脱毛、美容

そして化粧。

 

ニーズの多様化に合わせて

ほんとうに様々な商品が

登場してますよね。

元々付ける方も多い香水や

整髪剤も広義の化粧かな?

剃髭とかも(*^_^*)?

 

 

(女性だけが)

『生きるために、化粧をする』

という認識から

脱却していけるといいですよね。

それだと苦しくなってきますもんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あとがき

 

 

いかがでしたでしょうか。

どんな時代もある一定の

信条やモノの見方から発信された

キャッチコピーには

批判がつきものですが

 

どちらの意見も聴いてみると

なかなか興味深いと思えてきます。

 

私には私の信条や想いがありますが

 

『みんな違って皆いい』

 

ではないですが

あまり全てに主観的にならず

広い視野で多種多様な考えを

身につけていければいいなと思います。

 

それではこの辺で。

写真は1枚目のトレース以外

いつもお世話になっている

写真ACさんのものです☺️

 

 

 

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