こんにちは、まつのです(^○^)
以前投稿しました
死産後の生活
〜一周忌ではなく誕生日といいたい〜
をさらに詳しく描いたものになります。
死産から1年を迎え
まだまだ精神的にも辛い日があったり
泣いてしまう日がある私。
グリーフワークという
大切な人の死に直面した人の心のケア行為の一環として
ブログにお思いを綴っています。
文字だけでは伝わらない、
表情や温度の様なものを
イラストを通じて表現したり
同じように辛い思いをされて
このサイトにたどり着いてくださった方の
グリーフケアにもなればいいなと思っています。
何度かに分けての投稿になります。
以前と同じように死産をテーマとしておりますので
閲覧は自己責任でお願いします。
私は坊ちゃんを
切迫早産・異常分娩・緊急帝王切開を経て出産しました。
その時も、出産って本当に奇跡の連続で
こんなに大変な思いをしてやっとわが子にあえるのか…と実感しました。
『妊娠・出産は何が起こるかわからない』と
妊娠、出産した女性は誰しもが思う事です。
例えば、子どもに大きな病気がある可能性だってある事も
生まれてくることが出来ない命がある事も
みんなが知っています。
でも、知っているのと
自分の身に起こるのでは
0と100ほどちがう。
それを痛感したこの1年でした。
突然ですが『280日』何の数字かわかりますか?
最終月経の初日を0w0dとし
赤ちゃんがお腹の中で育ち、
いわゆる40週の出産予定日と
呼ばれる日を迎えるまでが280日です。
お腹の子の両親は
この280日後に元気な我が子を
抱く事を目指して
辛い日々も乗り越えます。
私も、もちろんそう思っていた。
280日後あなたの泣き声がききたかった。
でも、叶わなかった。
2018年、12月 妊娠判明
しかし1週間週数遅れになっているような
胎嚢の大きさだと言われ毎週産婦人科を受診。
出血はなし、排卵のズレの可能性が高いとの見解だった。その後胎芽もみとめられ心拍も確認できたため
8月予定日が決まる。
2019年1月つわり真っ只中の正月
妊娠が分かってからも看護師フルタイムとして勤務し、兼業主婦として忙しい日々を送った。
悪阻は坊ちゃんの時と変わらずケトン体が出たり、吐き気止めを点滴してもらった後仕事をするような状態だった。2月までは吐く、というより、気持ち悪いがそれとはまた違う『体調の悪さが続いている』というような感じだった。
2019年3月
安定期に入る。ただ、安定期と呼ばれるものは『もう何しても悪阻が起きたりしんどくなる事はありませーん』という意味ではなく赤ちゃんと母体をつなぐ胎盤の機能が安定してきている、という意味である。
実際に私は坊ちゃんの時と同じように
この辺りからお腹の張りを感じる切迫症状がで始める。坊ちゃんの時の入院歴もあるため早期から子宮弛緩剤のウテメリンを内服するも
あまり変化が分からなかった。
しかし赤ちゃんは『少し小さめ』と毎回言われるもののとても順調な経過だった。
2019年4月 ウテメリンを上限量服用するも
お腹の張りがおさまらないため、医師の指示より休職・自宅安静となる。
そして2019年5月初旬
先天性疾患の有無などを詳しく調べる
24wの胎児スクリーニングで初めて
心臓に大きな先天的な障害があることを
知りました。安定期も過ぎて後2ヶ月で
産休も目前の今…?なぜ…?
何がダメだったんだろう、
私のした事の何かが赤ちゃんの障がいに
繋がってしまったんじゃないかと
自分を責めることしか出来ませんでした。
定期検診に通っていた病院では診る事ができないと言われ
赤ちゃんの状態を詳しく調べるため
全国的にも有名な
大阪の胎児専門のクリニックを
受診することになりました。
280日後に会いたかったあなたへ②に続きます。