近況あれこれ
大変ご無沙汰しています（；＿；）
マツノまつのと申します。
前回投稿も１月…
張り切って連日投稿していた頃からは
早くも半年以上経過してしまいました。
兼業主婦に戻り10ヶ月…
うさぎちゃんの新しい家族が増えたり
不妊治療をはじめたけど
仕事の関係で中断したり
結局仕事を辞めたり…再就職したり…
いろいろなことがありすぎて
絵を描く気が起こらなくて
今に至ります。（；＿；）
人生の一大事が
三、四個バーっとありました。(笑)
一大事どころではなく四大事ですね(⌒-⌒; )
とりあえずはヤサさんも坊ちゃんも
私も元気に生きております♪
そして今日5月22日は
私たち家族の大切な1日です^ ^
天国にいる『トモ』の誕生日であり
二度目の命日。
今の私の率直な気持ちを漫画にしたので
死産関連の記事にご理解のある方は
文章の最後に漫画を載せていますので
スクロールしてご覧くださいm(_ _)m
一周忌ではなく誕生日と呼びたい
私は1年前の命日に『亡くなった人の誕生日を祝ってはいけないと
言い出したのは誰なんだろう？』と
中々荒んだ口調(笑)から始まるマンガを描きました。
このblogを始めるきっかけにもなった
この記事です。⇩⇩
1年前の今日は
生まれた日が命日になった我が子に
一度もおめでとうと言えなかった日々を
振り返り、今日だけはおめでとうと言いたい。
そんな思いから部屋を飾り付け、
アンパンマンのプレートご飯を
ぼっちゃんの分と2人分作り
お誕生日ケーキをみんなで食べました。
そんな日から早1年。
2回目の5月22日がやってきました。
自分が思っていた現実とはかけ離れた日々が
私を待っていました。
忘れてしまうことの辛さ
命日や思い出深い日が近づくと生じる
精神的な乱れのことを
『命日反応』といいますが
2年目の今日が近づくにつれて
私のメンタルもかなり揺さぶられました。
いつまで悲劇のヒロインでいるのかと
言われてしまうかもしれませんが
こればかりは仕方ありませんでした。
トモを亡くした直後や1年前とは
また違ったメンタルの揺らぎでした。
それは
忘れてしまうことの辛さ です。
あの、羊水分だけのほのかな温かみや
壊れそうなほどやわらかな肌の質感。
でも握ることのできた小さな小さな手。
私の左頬に触れたあの子の右頬の弾力。
30cmの小さな体を抱いた時の604gの重さ。
あの時の忘れたくない瞬間が
どうしても色褪せて、遠い過去になっていく。
その事が辛くて辛くて。
少しでもその辛さが和らぐように
同じ重さのメモリアルベアを抱いてみるけど
なぜか余計に虚しくなって涙が溢れました。
『時が解決してくれる』ことばかりでは
ないのだなぁ。と感じましたね。
意外？夫の想いは…？
トモの生まれた時のことを
忘れていく事がつらくて、
その防衛反応のように
『もしトモが無事に生まれていたら
どう育っていたんだろう？』
『どんな赤ちゃんでどんな声をしていたの？』
『何が好きだったかな？私はあの子に供養じゃない、
普通の子育てで何をしてやれたんだろう？』
永遠に答えの出ない（もしも）を
考えてしまっていました。
考えれば考えるだけ自己嫌悪に陥り
『私また現実味のない事考えてしまった。
もしもなんて無いのにね。』
と話した時の夫の返事は
私の中では意外なものでした。
『いいやん、俺も思うよ。子どもの成長を考えて
（もしも）って思うことって
親として当たり前やで。それでいいんやで。』
夫のこの言葉にすごく救われました。
亡くなったからって我が子は我が子。
私は無意識に、亡くなった子の未来を考える事は辛いだけやと決めつけていたんやなぁ。
無限にあったトモの可能性や未来。
その成長を近くで見守りたかった。
でもあなたの産声を聞く事は出来なかった。
悔しい、悲しい、色んな感情が渦巻いて
涙が出たり、急に2年前に
気持ちが戻ってしまって
エコーで異常がわかった日や、
心拍が止まった日、出産や火葬の日が
フラッシュバックする日もある。
でも、『それでもいい』かぁ。
夫の言葉を聞いてそう思えました。
そして今日伝えたい事
今日の気持ちをどう漫画にしよう…と
悩みながら『トモ、あのね…』と
あの子に語りかけるような内容にして
この2年間を振り返ってみようと思いました。
私、トモと沢山話したかったんです。
その思いもあります。
トモのお誕生日を祝いたい気持ちと
忘れたりする事が悔しくて悲しい気持ちが
混ざっているのが今の正直な
お母さんの状態だってことと
でもそれでも今日もこれからも
あなたの事を想ってるよって事を
1番に伝えたい。
お父さんは2年前から毎日欠かさず朝一番に
トモのお線香をあげてるよ。
お兄ちゃんは自己紹介をする時
『坊ちゃんはトモのお兄ちゃんやねん』って
言ってくれてて『トモはお空で美味しいもの食べてるよ♪』ってニコニコしてるよ。
おかあさんも
おとうさんも
お兄ちゃんも
家族みんな
トモ、あなたの事を想ってる。
この思いが描けたら
自分の中で納得したのか
身体がフッと楽になりました。
私にとって、私たちにとって
5月22日は
一生忘れない日。
人生で1番悲しかった日。
我が子が愛おしかった日。
明日が来ないで欲しいと思った日。
我が子の命日であり誕生日。
祝いたい気持ちよりもまだまだ
悲しさや寂しさが混ざってしまうけど
それも全部ひっくるめて
トモの事を思う日なんだなぁと考えています。
坊ちゃんは何故か誕生日でもないのに
『ザシアンがほしい！
トモはザマゼンタで坊ちゃんはザシアン！』
となぜか幻のポケモン揃い踏みでした。笑
ケーキを食べて、日記を書いて
ご飯を用意して、少し…大分泣いて。
大切な1日が終わりました。
ありがとう、そんな感謝の気持ちが
最後に残った1日でした。
少し漫画にしました。
⇩⇩
これから
かなり長くなってしまいましたが
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
しばらくblogをお休みしていたのですが
また週一くらいでボチボチ
再開できたらと思っています（＾＿＾）
稚拙な漫画＆文章ではありますが
今後ともよろしくお願いしますm(__)m
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まつのマツノ
