兼業主婦マツノの日毎夜毎

出産・育児・家事・仕事のドタバタ劇を拙いイラストを中心に綴っております。趣味の写真、観葉植物、切り花、グルメ情報やレシピなど様々なカテゴリーも!

280日後に会いたかったあなたへ⑨

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※※死産に関する記事です

ご理解のある方のみご覧ください※※

 

 

 

最近この内容ばかりですみません。

 

仕事開始が早まったため、それまでに

どうしてもこの記事を区切りあるところまで書き上げたいので

もうしばらくお付き合いください( i _ i )

 

 

280日後に会いたかったあなたへ⑧はこちらから⇩

 

 

 

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その他の死産に関する過去記事は

このページの最後か、右上のサイドバーの死産カテゴリーから

ご覧いただけます。いつもありがとうございます。

 

 

この回から少し内容が変わります。

テーマは「最後の胎動」です。

 

 

 

 

⇩⇩それでは続きます。⇩⇩

 

 

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感じない胎動

 

 

 

 

気持ち悪い感覚だった。

 

当時妊娠7ヶ月、

18トリソミーによる小顎や横隔膜ヘルニアによる

肺低形成の影響で羊水をうまく飲み込めないお腹の中の赤ちゃん。

 

羊水過多になり臨月のようなお腹。

でも赤ちゃんはまだ小さいので胎動が本当に感じにくくはあった。

 

 

あの日はなんだか様子が違った。

微かに胎動はあるが極端に少ない。

気持ち悪い感覚が私の中を駆け巡った。

 

 

お腹が張って苦しいのかな?

 

張り止めをのみ、

ベットで横になる。

何か無理をしちゃったのかな?

 

さすると、お腹が張るので

じっと横になり胎動が戻るのを待つ。

 

「体動が極端に少なくなっていたように感じるのですが」

 

横になりながら

胎児診断をしてもらったクリニックに相談した。

転院先の受診は4日後、どうしよう。

 

 

するとクリニックのスタッフさんは

 

「ベビーの病気上日に日に胎動を感じにくくなると思うけど心配だったら

元々検診に通っていた病院が1番近いからそこで見てもらおう」

 

と近場の元々検診を受けていた病院を勧めてくれた。

 

 

 

不安と恐怖で吐きそうな道のり

 

 

病院にその旨を伝えると、夕方に差し掛かっていたので

救急外来に来てくださいと案内された。

 

病院までは車で10分、ヤサさんは車に乗って仕事中。

我が家には車が1台しかないので私は救急車で行くか

バスかタクシーか徒歩しか手段がなかった。

 

出血もない、胎動が少なく感じるだけの

妊婦が救急車を使うのは違うな…

 

変にそこは冷静に判断し、

タクシーアプリで自宅までタクシーを呼ぶ。

 

も、タクシーが捕まらない。

 

駅のタクシー乗り場やバスターミナルまで行ったほうが早いか。

 

 

そう思い歩いて10分の駅まで急いだ。

 

 

たった、10分のいつも歩いている道のりが

まるで知らない街を何駅分も歩いているかのような体感だった。

 

お腹が張り、痛くて気持ち悪くて吐きそうだった。

 

歩いている時も大きな胎動は感じられなかった。

 

 

やっとの思いで駅からタクシーに乗り

病院についた。

 

事前に救急外来に電話をした時に

救急外来受付に名前を言ったら

産婦人科に案内してくれると聞いていたのに

話が共有されていなかったようで

 

「え?熱も37.6℃あるようだけど風邪?妊婦さんはうちの救急で見られないよ?」

 

という看護師さんの長い対応があり、言っても理解されなくて

電話越しに話した人が来るまで地獄だった。

 

 

 

 

いよいよ、診察。唯一の心残り。

 

 

漫画ではNSTが描けなくてエコーになっていますが、

(ややこしくてすみません)

なぜかNSTと呼ばれる赤ちゃんの心拍と

お腹の張りの状態を図る装置をつけられただけでした。

 

先にNSTをしてとりあえず心拍を見るのかな?

でもエコーしないと赤ちゃんの心臓の状態わからないじゃん。

 

今振り返ればそう思えるのですが、当時の私はとにかく不安で

赤ちゃんが生きている確証が早く欲しいという一心でした。

 

 

この時私が詳しくエコーしてください

入院させてくださいと言ったら未来は変わったのかな。

緊急帝王切開でとも君を産めたのかな?

 

ヤサさんには

「あの時そうすることは難しかったと思うし、やれることの精一杯だった」

とこの時を振り返って何度も言ってくれるけど

 

 

でも…と私の中の後悔は消えません。

あの時、あの子の胎動を直に感じることができたのは

私だけなんだから。私のせいだと、今も思っています。

 

私はいつまで経っても

この時の自分の対応が唯一の心残りです。

 

 

詳しくは

280日後に会いたかったあなたへ⑩に続きます。

いつもご覧いただきありがとうござます。m(__)m

 

 

 

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